島プリン君のBlog

石垣島在住者・旅行者向けにリアルな石垣島のローカル情報を紹介。

石垣島にあるコレは行きたい海の中の景色発見!

f:id:simapurinn:20180807103831p:plain

今回は海岸やオススメの橋やいろいろと紹介してきましたが、石垣島は海の中の景色がなんといっても絶景です。シーズン限定の絶景ですがコレを見るか見ないかは大きいですね。石垣島の、どの海の中も素晴らしいのですが、その中でも私自身が観光に来た時にココはまずいってほしいスポットを書きたいと思います。

<目次>

 

川平湾の海の中

 川平湾の魅力は、美しい海に湾内に緑の島々が浮かぶ緑の島々と、豊かな自然に囲まれていることだ。光の加減や潮の満ち引きによって刻々と表情を変える湾内は、毎日見ていても飽きることはない。
潮の流れが早いため、遊泳することはできないが、湾内を周遊するグラスボートなら景観と合わせて、海の中の様子も楽しむことができる。船底がアクリルガラスでできているため、自由に泳ぎまわる熱帯魚や珊瑚礁の群落が眼下に広がる。選りすぐった湾内の珊瑚が美しいポイントに連れて行ってくれ、解説を聞くことができるので海中見学は充実。グラスボート遊覧は川平マリンサービスがおすすめ。
ボートの待合所のおじぃによれば、より透明度の高い海中を見るには、満潮の2時間前後が適時だという。
湾内の無人島には、それぞれに名前が付いている。昔はサトウキビ畑があったという川平湾小島(クジマ)を始め、地元ではパナリと呼ばれている島々のエピソードも、待合所のおじぃに聞いてみるといい。
グラスボートの乗船前後には、周辺の施設や、川平公園内の散策を楽しんでみては。乗り場から徒歩5分圏内にある琉球真珠本店や、高嶺酒造でも随時泡盛の製造工程を見学できる。

 海の宝石、真珠が育つ海

恵まれた自然環境でしか育たないといわれる黒蝶真珠。川平湾は、世界で初めて黒蝶真珠の養殖に成功した場所だ。その養殖過程などを、琉球真珠本店のパネル展示で見ることができる。母貝の育成から5年以上の歳月をかけて、ようやく貝の中に真珠が生まれる。母貝が十分に育つと、挿核手術といって真珠の核となるものを貝の中に投入する。その際に、貝殻の内側のピカピカしている部分を切り取って核にはりつけるようにすると、核を巻き込むようにして美しい真珠に成長するのだ。
真珠の色は、職人さんが貝のどの部分を切り取るかによって変わり、貝の内側にいくにつれ白に近づいていくそう。イエロー系やグリーン系、ブルー系やシルバーなど、あなた好みの黒蝶真珠を見つけてほしい。
併設されたR's cafeでは、期間限定ではあるが、真珠貝料理を味わうこともできる。

川平湾の美しさをグラスボートで堪能した後は、ひと休みしたいところ。公園から車でほんの2、3分走らせ、立て看板を目印に、山へと続く細い坂道を入っていくと川平ファームがある。大型車では乗り入れが難しいので注意。農園に併設された喫茶店コッカーラでは、自社のパッションフルーツ、パイン、マンゴーのフルーツジュースが味わえる。

テラス席には望遠鏡も設置され、野鳥なども観察できる。ちなみに「コッカーラ」とは、石垣市鳥のアカショウビンのこと。大好きな鳥の名前を名付けたことを、オーナーの奥さん・淑子さんが話してくれた。

 

夕日が見たければ西側の丘へ

マリンレジャーも、黒蝶真珠も、食事も、湾周辺で楽しんだら、そろそろ太陽の落ちる時間。サンセットタイムが近づいたら、公園から川平集落を通り、西側へと車を走らせよう。ポイントは2カ所。ビーチから夕日を見るか、丘の上から海に沈む夕日を見るか。
どちらにするか悩むところだが、今回は丘を紹介。公園から約5分で、夕日の見える丘へと到着する。天気の良い日には、犬の散歩に来た地元の人や、夕日目当ての観光客でにぎわっている場所だ。走り回る子どもたち、腰を下ろしてたたずむ人、記念に写真撮影をする人と、絶景ポイントを楽しむスタイルはさまざま。
太陽が落ちた直後、振り返って辺りを見渡すと、景色に薄い紫色のフィルターがかかったような、不思議な色合いに包まれている。この美しさもぜひ見届けてください。

 

最後に

 海の中の世界は写真などで見るよりも、動画などで見るよりも、素晴らしい光景が広がっていますので、ぜひ生の光景をみてください。